車両は、最初に決めない。
この問いを、私たちはよく自分たちに投げ返します。
特殊な輸送の相談では、
どうしても「どんな車両を使うのか」という話から始まりがちです。
けれど、本来その順番は少し後。
“何を、どう運びたいのか” が整理されたとき、初めて車両は意味を持ち始めます。
私たち日本ロジスティクスイノベーションの仕事は、
お客様が抱える輸送の悩みや条件を丁寧に伺い、
その現場に合った方法を一緒に設計していくことです。
たとえば、Berdex社製 の豚輸送トレーラを
日本の法規や運用にどう適合させるか、お客様とともに考えたケース。
あるいは、従来の車載リモコンの不便さを解消するために
ICARUS Blue を採用し、柔軟に機能を追加できる仕組みを提案したケース。
どれも製品ありきではなく、
現場の状況を丁寧に聞き取り、整理した先に見えてきた答えです。
だからこそ、車両選定は“最初の一歩”ではありません。
運ぶもの、運び方、制約や理想――
それらが語られた瞬間に初めて、最適な道具が輪郭を持ち始めます。
そして私たちは、そんなプロセスにこそ価値があると考えています。
私たちは
“輸送の悩みを、その現場の言葉で一緒に考えるパートナー” でありたい。
製品を売るのではなく、
「こうできたらいい」を現実にするプロセスに寄り添うことを、
これからも大切にしていきます。
次回は、条件整理の出発点となる“問い”についてご紹介します。
2026年02月26日 10:00